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亡き父は草書体が大好きで、小さい頃いつも父の書いているのを見て、楽しく時間を過ごしました。父は書家としての自負心をもっていました。今覚えているのは、書道の練習をするよう厳しく要求されたことです。
まず、座っている姿勢について指導されました。そして、筆の持ち方。それらがしっかりとできて初めて書くことが許されました。
たくさん練習するために、新聞紙を下に敷きました。初めは直接新聞紙に書きました。
父は毎日私が書を書いている間、指導する傍ら忙しく家事をしていました。
多くの親戚が突然書を求めてきても、父は必ずただで書いてあげていました。大学時代に書道の先生が私の書を一度褒めてくださいました。その先生は私の字を見て、目を疑ったものです。
私は父を喜ばせるためにずっと練習し続けていました。自分が満足できるまで書いてから、書くのをやめました。
今は、書を書くことがありません。
Jan 7, 2017 18:49
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