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以下は、詩人の席慕蓉 (Xi Murong) さんの「樓蘭新娘」という詩を私が初めて翻訳したものです。

「楼蘭(ろうらん) の花嫁さん」

私の恋人はかつて涙を浮かべて
私を埋葬した
真珠と乳香で
私の滑らかな体を包んでくれた
そして震える手で、鳥の羽を差した
私のサテンの髪に
彼は私の瞳をそっと閉じて
彼が私の目に最後に映るものだと
わかっていた
瑞々しい花びらを万遍なく胸に振りかけ
同時に振り撒いたのは
彼の愛と悲しみ

太陽がもう西に沈んでしまった
楼蘭がまだ徒に(いたずらに)実目麗しかった
私の恋人は独りぼっちで去った
永遠の甘さと悲しみを私に残して

私は君たちを断じて許さない
あんなに粗暴にして、私はすぐに目が覚めてしまった
私を曝け出し
ひどくなじみのない荒れ果てた場所で
ドンドン、ドンドンと私を打ち潰した
私のかつての優しかった心も

ただ夕日のみがまだ
当日の夕日のままである しかし、
誰か 誰か 誰かいるのか
再び私を埋葬することができる者が
私の千年の古い夢を返してくれ
私は今でもずっと 楼蘭の花嫁であるべきなのだ
以下是我對詩人席慕蓉女士《樓蘭新娘》的初譯。

席慕蓉《樓蘭新娘》

我的愛人 曾含淚
將我埋葬
用珠玉 用乳香
將我光滑的身軀包裏
再用顫抖的手 將鳥羽
插在我如緞的髮上
他輕輕闔上我的雙眼
知道 他是我眼中
最後的形象
把鮮花灑滿在我胸前
同時灑落的
還有他的愛和憂傷

夕陽西下
樓蘭空自繁華
我的愛人孤獨地離去
遺我以亙古的甜蜜與悲悽

而我絕不能饒恕你們
這樣魯莽地把我驚醒
曝我於不再相識的
荒涼之上
敲碎我 敲碎我
曾那樣溫柔的心

只有斜陽仍是
當日的斜陽 可是
有誰 有誰 有誰
能把我重新埋葬
還我千年舊夢
我應仍是 樓蘭的新娘。
Nov 17, 2021 10:26
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