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その象は、華やかなミナレットの上に立っていました。
ジャングルは、まさに彼の足元にありました。

鳥かごの中にとどまっている象は、その鼻に鍵を付けたまま、いつでもケージから出ることができるのに、足元の階段を降りたくなかったのです。(鳥かご(/ケージ)の中にとどまっている象は、その鼻鍵を握った(/握りしめた)まま、いつでもケージから出ることができるのに、足元の階段を降りるのが嫌だ(/降りたくなか)ったのです。)

圧倒的な高さに立っているという誇りをどうしても楽しんでいたかったからです。
おそらく、自分がただの一頭の象であることを忘れてしまっていたのです。
那隻大象站在華麗的尖塔頂端,
叢林在牠腳下。

牠待在自己的鳥籠裡, 牠的鼻子銜著鑰匙。
隨時都可以走出籠子, 爬下階梯。
但是牠不要。

牠享受著站在制高點的驕傲。
也許, 牠早就忘了自己只是一隻象。
Jun 19, 2021 19:56
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