堪忍 (かんにん)
お釈迦様の教えで最も大切なことは「忍辱(にんにく)」です。 金剛経(こんごうきょう)には「得成於忍」という教訓があります。「得成於忍」とは、物事を最後までやり遂げる「忍辱の力」という意味です。つまり、侮辱や苦しみに耐え忍び、心を動かさないこと。我々も、この「勘忍 (かんにん)」の繁栄した世界は、まるで虱(しらみ)まみれになってしまった豪華な衣(ころも)のようです。
蓮(はす) は汚れることなく泥の中から現れ、何千もの蓮の花を咲かせるためには、泥の中に深く根を張らなければならないのです。
「汚染される意識」と「純粋(じゅんすい)な意識」(「染まること」と「穢れのないこと」)は共に存在し、陰と陽が同時に存在するのと同じです。
『易経 (えききょう)』の大きな円図は、半分は黒 (陰)ですが、黒の中に白い点があり、半分は白 (陽)ですが、白の中に黒い点があります。
「堪忍(かんにん)」(我慢すること) とは英語で "ignore"「無視する」, "Just ignore it!"「無視してもいい」, "Leave it/him/her.. alone."「放っておいて」という意味でしょう。日本語では「ほっとけ」という意味でしょうか。
人の心は常に揺れ動いていて、貴方の思いが変われば、それに伴って、他人の目に映る「あなたの姿」も刻一刻 と変化していきます。
月自体には光がありません。ですが、太陽の光によって月自身は光があると思っていて、他の人も月は光があると思い込んでいます。
月は太陽のようになりたいと思ってもなれませんが、少なくとも自分自身の真実を知り、他人の評価なんてただの幻想だということを知る必要があります。自分に嘘をついてはいけませんし、他人にも。
皆が見ている月の(上の)光は月光(ゲッコー)そのものではありません。この世の中に完璧なことはありません。
「人を許せるときはなるべく許せ。」("Live and let live.")
堪忍
佛陀的教化最重要的就是「忍辱」, "金剛經"說「得成於忍」。 「得成於忍」是指將事情堅持到底「忍辱」的力量。也就是說, 忍受侮辱和痛苦, 不為所動。我們這個「勘忍」的繁華世間, 就像一件華麗的袍子爬滿了蝨子。
蓮花一定要把根深紮在汙泥中, 才能開出千朵萬朵的荷花, 出污泥而不染。
「染識」和「淨識」是同時存在, 就像陰和陽是同時存在的。
"易經"的大圓圖像裡 一半黑(陰), 但黑中有白點, 一半白(陽), 但白中有黑點。
用英文來說, 「勘忍」 大概是指 "ignore", "Just ignore it!", "Leave it/him/her.. alone."。日語大概是說, 「ほっとけ」。
人心是浮動的, 你的心會變, 別人看你的眼光也會變。
月亮本身沒有光, 但是太陽的光讓月亮以為自己有光, 別人也以為月亮有光。
月亮想做太陽也做不成, 但至少要知道自己的真相, 知道他人的評價都是虛幻的, 不要騙了自己, 也騙了別人。
大家看到的月光也不是月亮本身的光, 這個世界是不完美的。
"Live and let live.", 「得饒人處且饒人」吧~
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